「二月は逃げる」の言葉通り、気がつけばカレンダーはもう三月。つい先日までマフラーをしっかり巻いて登校していた子どもたちの装いも、軽やかになってきたようです。
この一ヶ月は本校にとって、本当に密度の濃いものでした。先日行われた「6年生を送る会」では、各学年が趣向を凝らした出し物やプレゼントで、6年生への感謝を真っ直ぐに伝えました。下級生たちの熱い思いに、温かな笑顔で応える6年生。伝統を後輩へと託すその「頼もしい顔」と確かな成長を目の当たりにし、私たち教職員も温かい気持ちでいっぱいになりました。
この二月、学校のあちこちで大切な「バトン」が手渡されました。児童会では、6年生の背中を見て育った5年生が、その重みを受け継ぐ覚悟を決めました。また、長年活動を支えてきた金管バンドの6年生も引退を迎えました。朝の発表後の、やり遂げたような、それでいて名残惜しそうな表情は、一年前には見られなかった「最高学年」としての誇りに満ちていました。
一年前、期待と不安を抱えながらバトンを受け取った6年生。彼らが一年かけて磨き上げたバトンは、今、しっかりと次世代へと繋がれました。
いよいよ今年度も、残すところわずかです。 6年生は卒業に向けて、在校生は次年度への進級に向けて。二月に膨らんだ「感謝のつぼみ」が、やがて綺麗な花を咲かせるその時まで、一日一日を大切に歩んでまいります。


